今日は一日休みだったので、暫く放っておいた書籍の整理をしました。
しかし読んでいない本が多いです…
気になった本はその時に買うのが癖になっており、どんどん増えていくのですが、買って満足している感があるので、予定を立てて読んでいこうと思います。
明日から…
いや!
今日から頑張ります(笑)
では本題です。
会社の設立目的と資本金額については、最後の投稿になります。
最後は資本金額と会社の信用力についてです。
昨日の投稿でも書きましたが、資本金額は銀行融資の際に重要な判断基準となる【自己資本】を構成しますので、資本金額が大きいほど、融資の際には有利に働くのが一般的です。
銀行以外ではどうでしょうか?
大手の会社(某大手通信会社など)は、取引先にも一定の信用力を求めます。
信用力の基準は【資本金額】、【売上規模】、【黒字かどうか】などですが、特に客観的な判断基準として【資本金額】が重要になります。
資本金が大きい会社は資金が潤沢で安定していると判断され、信用力に繋がるからです。
一般的によく聞く話しは、
【資本金が一千万円未満の会社とは取引しない】
というものです。
従って、取引先に大手が想定されるような場合には、ある程度の資本金額を用意しないと、取引してもられない状況もあり得ますので、注意が必要です。
勿論、大手でも資本金額が無関係の所も多くあり、一概には言えませんが
資本金額が大きい=信用力が大きい
という考え方が、日本の社会には根づいていますので、対外的な信用力が重要である業種の場合には、1円などの安易な資本金額の設定には、十分注意して下さい。
なお、以前の投稿でも書きましたが、資本金額が一千万円以上の場合には、【消費税の2期免除】は受けられなくなりますし、【法人都民税均等割】という税金も、資本金額が大きい会社程、負担が大きくなりますので、資本金額決定の際には、総合的な判断をお願いします。
明日からはテーマを変えて、
【株主構成と税務・会社法の取扱い】
についてご説明します。
それではまた明日(^-^)